特定非営利活動法人 日本システム監査人協会

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システム監査事例研究会
連絡先(研究会への参加申込み)
システム監査事例研究会 主査氏名:畠中道雄
Email:PEC01546@nifty.com
活動概要(事例研究会の紹介)
 事例研究会は、個人会員のシステム監査に関する知識、技能を高め、「情報システムにまつわるリスクに対するコントロールを適切に整備・運用することを実現するための実践的な活動を展開しています。当研究会は、1989年に約10名でスタートしました。2009年12月現在の登録人数は109名です。当研究会の主な活動内容は次の3つです。

(1)月例会
  • 毎月第一水曜日を原則として月例会を開催し、システム監査サービスやセミナーなどの当研究会の活動に関する情報共有や企画に関する意見交換を行っています。毎月概ね約20名のメンバーの出席を得ています。
    月例会は東京・茅場町の協会事務所で開催しており、18:30開始−20:30終了を基本としています。終了時刻については、議題が多いときや議論が白熱したときなどは多少伸びることもありますが、21:00を過ぎることはありません。
(2)システム監査サービス
  • 一般企業や公共団体の皆様に、手軽にシステム監査を体験していただくサービスです。被監査企業では実費のみの費用負担で、当研究会のメンバーで監査チームを組織し、システム監査を実施するものです。
  • これまでに実施した監査サービスは合計29回で、業種は多岐にわたっています。
  • このサービスで利用あるいは作成した資料や監査報告書などは、非監査部門の匿名性を確保し、被監査企業の了解を得たうえで、(3)に示すセミナーの教材として利用しています。
(3)セミナー
  • 事例研究会では、システム監査を志す方の研鑽を目的として、システム監査に関心がある人を対象にした初級者向けの実践セミナー(2日間コース)と、本格的な実務セミナー(4日間コース)を行っています。
  • 実践セミナーは18回の開催実績を持ち、予備調査から監査報告までの各工程についてロールプレイを用いた実践的な研修内容となっています。
  • 実務セミナーは、実践セミナーでは講義による説明にとどめていた、監査依頼を受けた時点から監査計画の策定までの各工程についてロールプレイでの実践研修を強化したもので、2008年3月末で11回の開催実績を持っています。
  • また、2007年2月からは、実践・実務の両セミナーに加えて、新たに「内部統制セミナー」の実施を始めました。このセミナーでは内部統制の構築に主眼を置くのではなく、構築された内部統制を「評価する」ことを実施・体験することにより、内部統制の構築ポイントを習得するというものです。
  • これらの実践・実務セミナー同様、「ロールプレイング形式」を採用しており、使用する教材も事例研究会で行ったシステム監査実施実例をベースとしているため、架空の事例をベースとしたものよりも現実感にあふれた、より実践的な体験を得られるものとなっています。


  • これまでご紹介したように、事例研究会では、「システム監査サービス」や「各種セミナー」などの取り組みを通じて、より多くの方に「システム監査とはどのようなものであるか」を知っていただく機会を少しでも多く提供していきたいと考えています。
     また、協会ホームページに事例研究会のページを設け、当研究会からの情報発信も積極的に取り組んでいく所存です。
  • 事例研究会は、システム監査の実践と研さんの場です。ご興味がございましたら、まずは月例会にご参加ください。連絡先は、上記のとおりです。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

(2008年4月28日 最終更新日:2010年1月18日)