九州支部 例会の内容 [2013年2月度月例会](第262回)
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   特定非営利活動法人 日本システム監査人協会(SAAJ)九州支部
   2013年2度月例会(第262回)議事録
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   ■ 開催概要
   日時:2013年 2月16日(土)13:00-17:00 
   場所:早良市民センター 第3会議室
   参加:居倉 圭司 小野 哲夫 下司 正雄 鶴岡 通 舩津 宏
      諸藤 雅之 中溝 統明
      (6名)
   共催:システム監査学会九州地区研究会

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   月例会アジェンダ
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   ■ ビデオ視聴(13:00-15:00)
        第178回月例研究会(12月17日開催)
        「予兆型システムリスクに挑む、
           ― 先進的なこれからのシステムリスク管理、
                                         監査を提案する ―」

   ■ 報告/連絡事項(15:00〜15:40)
    ・出席者近況報告
       
   ■ 意見交換/発表(15:40〜17:00)
    ・検討テーマ『システム監査の普及促進』
    ・In novare(自己革新)について(中溝氏)

   ■ 次回開催予定
    ・3月度(第263回) :
     2013/3/23(土)  13:00-17:00 早良市民センター 第3会議室

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   月例会内容詳細
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   ■ ビデオ視聴
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        第178回月例研究会(2012年12月17日開催)
        「予兆型システムリスクに挑む、
           ― 先進的なこれからのシステムリスク管理、
                                                監査を提案する ―」
        T.M.A パートナーズ(株)の代表取締役
                           遠藤 誠  氏

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   ■ 報告/連絡事項
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  (1)出席者近況報告
  (2)2月度定例理事会議事録確認

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   ■ 発表/意見交換
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  (1)検討テーマ『システム監査の普及促進』

    ・ システム監査の義務化が必要では?
     何らかの強制力(外圧)がなければ、システム監査に取組ま
     れない。
      実施されている団体・組織は、金融機関や自治体が主で、
     ICTを利活用される方々の大半はシステム監査されてい
     ないのではないか?
      しかし、システム監査に近似する行為は実施されている
     のだが、法制化、税制や行政指導でないから、名実ある
     システム監査はなされていない。

    ・ 内部統制とシステム監査の関係は?
     内部監査はリスク管理として実施されている。また、最近は
     第三者委員会などが設けられている。必ず、情報システムは
     関係しているが、システム監査が際立つ事はない。
      ex.会計監査、Pマークなど 

    ・ システム監査よりマネジメント監査が問われているのでは?
     情報システムの呼び方が、経営システム、社会システム、
     インフラなど様々である。だから、経営者・利用者の立場で
     監査できることをアピールするには、概念を変える必要も
     ある。システムよりマネジメントが良いのかもしれない。
 
    ・ システム監査のステイタスを上げる
     専門的コンサルテイングの技能・手法としてシステム監査基準
     やシステム管理基準の利用を高める。

    ・ 課題
      @普及促進と叫ばれているが、実態は把握できているのか?
       自治体は公表されているが、民間企業や公官庁の現状は
       分からない。アンケートなどで実態調査が必要ではないか?
      Aシステム監査白書が以前出されていた。普及促進には
       協会からシステム監査白書などを出すべきではないか? 

  (2)In novare(自己革新)について(中溝氏)

    ・気の波を読み解く
     社会現象(時流・自然・政治経済・社会)を気(生気・活気・
     迷気・弱気・減気)で捉える。

    ・創造を生む3人格
     (よそ者)⇒(若者)⇒(バカ者)
      @よそ者:離れて観察する(冷静な観点、岡目八目)
      A若者 :無邪気に反応する(素朴な疑問、無垢な意見)
      Bバカ者:常識外れ(否定されても断行する、真実一路)

    ・市場は成熟しても商品は成熟しない(ソニー語録)

    ・投資や市場をやるなら「生活創造」
      @必需客と追従客を抑えよ。
      Aモノを売らずに生活(ハタラキ)を売れ。

  以 上