九州支部 例会の内容 [平成14年3月度](第140回)

期日:平成14年3月23日(土) 時間:15:00〜17:00
場所:福岡市博多区 博多市民センター 第二会議室
参加者:9名

[発表事項]

論文解説 (守田昭彦氏)
「システム監査の制度化」 帝京大学福岡短期大学 紀要 第14号 より

(要旨)
 システム監査の健全化は、IT化社会に必須の用件である。それを担保するために、システム監査制度が発足したが、以来16年、まだ普及率は30%台に留まっている。一方、次つぎに新しいコンピュータ被害が発生しているなか、情報システムの直接の管理責任者である企業のトップは、そのセキュリティ対策については、関心がうすい。バブルに踊ったように、IT化の声に流されては、大きな社会的混乱が訪れる。いま、情報システムのセキュリティ対策は強制化の時期に来ている。
 内部監査人協会IIAは「内部監査の専門職的実施の基準」を改訂し2002年1月1日より発効した。  これについて新旧の内容比較を行い、特に監査におけるコンサルテイングの位置付けの観点で整理し報告した。
 資料は諸藤氏の整理・分析された資料および月刊監査研究2月号の「内部監査の専門職的実施の基準」の抜粋

以上