九州支部 例会の内容 [平成13年11月度](第136回)
期日:平成13年11月17日(土) 時間:15:00〜17:00
場所:福岡市博多区 博多市民センター 第三会議室
参加者:11名
[内容]
1.「システム監査の定義について」再考(守田 昭彦氏)
「システム監査とは『監査対象から独立したシステム監査人が個々の監査の目的に応じて情報システムを点検し、総合的・客観的に評価し、助言勧告などをするもの』である。評価にあたっては、従来の信頼性、安全性、効率性だけでなく、システムを活用した業務がビジネス目標に沿って効率的・効果的に遂行されていること、すなわち「有効性」という観点を積極的に視野に入れていかなければならない。」

「システム監査に関する提言」平成12年12月 会報No.61

「システム監査とは『監査対象から独立したシステム監査人が個々の監査の目
的に応じて情報システムを点検し、総合的・客観的に評価し、助言勧告などをするもの』である。情報システムの信頼性、安全性、効率性、有効性を監査し、もって情報化社会の健全な発展に寄与することを目的とする。」

「NPO設立総会設立趣意書」平成13年11月18日

「『ここでシステム監査とは、監査対象から独立したシステム監査人が、監査の目的に従って情報システムを点検し、総合的客観的に評価するものである。』ここで、『監査の目的』には、これまでのシステムの信頼性、安全性、効率性の向上というベーシックなシステム監査で言う目的のほかに、何のために監査するか、何を対象に監査するか、誰のために監査するか、監査をどのように行うか、誰に報告するかなどについて、広くとらえる。」

「これからのシステム監査のありかたについて」平成12年8月 協会

「情報システムの有効性、効率性、信頼性、遵守性及び安全性の達成を妨げようとする情報システムリスクの管理体制が適切かつ効果的であるかを、監査対象から組織的に独立したシステム監査人が把握、評価しその結果を経営者に報告するものである。」

「金融機関等のシステム監査指針」平成12年7月 FISC

2.システム監査講演会 参加報告(諸藤 雅之氏)
平成13年度情報化月間参加行事
平成13年10月10日(水)メルパルクホール(東京・芝公園)

平成13年度情報化月間参加行事として、EDPユーザー団体連合会の主催、日本システム監査人協会、日本セキュリティ・マネジメント学会、ISACA東京支部の後援で開催されました。

講演1 「個人情報保護とシステム監査」ネットワーク社会における個人情報の実効性のある保護へ向けたシステム監査の課題
明治大学法学部/二松学舎大学国際政治経済学部来任講師法学博士 新保史生氏
講演2 「金融業界の電子商取引ネットワークを巡る最近の動向」
財団法人金融情報システムセンター調査企画部研究員 渡井祥一氏
講演3 「テクノロジー・アシエアランス・サービスの現状と将来動向」
〜SysTrust、WebTrust、SAS70号
朝日監査法人 TRC事業部パートナー 長尾慎一郎氏
講演4 「情報セキュリテイの考え方とセキュリイテイポリシー」
株式会社ネットマークス 技術本部ソリューション技術部長 内田昌宏氏
以上