九州支部 例会の内容 [平成13年1月度](第127回)
日 時:平成13年1月20日(土) 15:00〜17:00
会 場:福岡市早良区百道2−2−1 早良市民センター 第一会議室
参加者:8名

[発表内容]

●会計ビッグバンについて(松嶋氏)

(1)会計基準が金融ビッグバンを支えるインフラとして国際会計基準の動向をにらんでグローバル化している。その考え方の変化について次のとおり。
  1. PL(期間利益の平準化)重視からBS(ストックとしての時価)重視へ
  2. 単体決算から連結決算重視へ
  3. トライアングル体制からの脱却(商法・税法・証取法《企業会計原則》間の課題の解消)
(2)会計基準の変化により、持ち合い株式の解消や関係会社の整理・統合を促すなど伝統的な日本的経営にも影響を及ぼす一面がある。
(3)今回の会計ビックバンで、国際会計基準とのGAPは、縮小したが、まだ、固定資産の減損等いくつかの課題がある。