九州支部 例会の内容 [平成12年8月度](第122回)
日 時:平成12年8月22日(土) 15:00〜17:00
会 場:福岡市早良区百道2−2−1 早良区民センター 実習室
参加者:10名

[発表内容]
1.放送のデジタル化(秀嶋弘行氏)  
・CS、CATV、BS、地上放送いづれも2010年までに全部デジタル化される。
・地方民放にとっては経営の基本を揺るがす大問題となっている。(設備投資、チャンネル増による競争激化)  
・2000年12月にBSデジタル放送の本放送が開始される。
・BS/CSデジタル放送の基本諸元(符号化:MPEG−2)
・地上デジタル放送の標準化(6MHz帯域の中で有効利用)
・中継局をどうするかが問題である。(1局あたり70波)
○参考資料:映像情報メディア学会誌 Vol.54,No.6,No.7

2.システム監査の論点について(守田昭彦氏)  
・「システム監査」とはなにかを曖昧にしたままでは、論議は進まない。
1) システム監査は誰のためにやるものか・・・経営者、◎社会的要請
2) すべての情報システム(マイコン、自動制御)が対象となるのか・・ならない
3) システム監査と認証取得(ISO9000-3、ISO15408)・・監査と認証は違う
4) 評価基準はすべてのシステムに共通か・・満たすべき要件は重要度で違う
5) すべて監査人は実査するのか・・・・・基準のとおりやっているかが中心
6) コンサルティング業務は含まれるのか・・・・・含まれない
7) アウトソーシング先も対象となるのか・・孫受けの監査は無理だが、元請けに出すデータは監査対象