西日本の各支部の会員の皆様にはますますご健勝のことと存じます。
毎年恒例の西日本支部合同研究会の詳細が確定しましたので、ご案内をいたします。本年度の西日本支部合同研究会は、中四国支部が担当致します。
現在、私たちシステム監査人がシステム監査を実施する際の基準としては「システム監査基準」と「システム管理基準」がありますが、どちらも平成16年に改訂・策定されたものです。
近年の情報技術やシステム開発手法の発展により、従来想定していなかった技術や手法が、多くの情報システムの開発や運用の現場で使用されています。それらの現場でシステム監査人がシステム監査を実施する際は、「システム監査基準」及び「システム管理基準」をベースにして自らの経験や知見を加味してシステム監査を実施しているものと思われますが、対応に苦慮する場面もあると思われます。
そこで、本年度の西日本支部合同研究会では、下記の通り、近年の情報技術やシステム開発手法にシステム監査はどう対応するかをテーマに西日本支部の会員各位より発表して頂き、現代のシステム監査の手法等についての議論をしてまいりたいと思います。
また、基調講演として一般財団法人Rubyアソシエーション理事長のまつもとゆきひろ氏に自らの経験を基にした「オープンソースでのソフトウェア開発におけるセキュリティ対策」について講演して頂きます。まつもと氏は、ご存知の方も多いと思いますが、Rubyの開発者であり日本のオープンソースソフトウェア技術者の第一人者です。まつもと氏はこれまでも数多くの講演をされておられますが、システム監査的な側面からの講演は貴重な機会だと思います。
是非、多くの皆様のご参加をいただきたく、ご案内いたします。
記
1. 名称 |
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「日本システム監査人協会 2016 年度西日本支部合同研究会 in Matsue」 |
2. 統一テーマ |
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「情報システム開発とシステム監査
〜近年の情報技術やシステム開発手法(アジャイル、DevOps、クラウド、スクラム開発等)にシステ ム監査はどう対応するか〜」 |
3. 日時 |
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2016 年 11 月 5 日(土) 13:00-17:00 (情報交換会 17:30〜)
※翌日(11 月 6 日(日))に松江市、出雲市周辺の施設見学を実施します |
4. 場所 |
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- くにびきメッセ −島根県立産業交流会館− 601 大会議室
- (松江市学園南1丁目2−1) JR 松江駅から徒歩 7 分
[地図]http://www.kunibikimesse.jp/19.html
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5. ご後援団体
(予定を含む) |
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経済産業省中国経済産業局、島根県、島根県情報産業協会、IT コーディネータ協会、Ruby アソシエ ーション、日本ITストラテジスト協会 |
6. プログラム |
13:00〜13:05 |
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開会挨拶 中四国支部 |
13:05〜13:10 |
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本部役員からのご挨拶 |
13:10〜14:00 |
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基調講演 Ruby アソシエーション 代表理事 まつもとゆきひろ様
「オープンソースでのソフトウェア開発におけるセキュリティ対策」 |
14:00〜14:30 |
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本部講演 システム監査研究会主査 原田 憲幸 氏
「アジャイル対応システム監査」のあり方について」(仮題) |
14:30〜14:40 |
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休憩 |
14:40〜15:10 |
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支部発表1 中部支部 鈴木 尚 氏
「システム開発におけるヒューマンリスクに対するコントロールについて」(仮題) |
15:10〜15:40 |
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支部発表2 九州支部 桐原 光洋 氏
「プロジェクト・リスクマネジメントの観点からのシステム開発の監査事例」 |
15:40〜15:50 |
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休憩 |
15:50〜16:20 |
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支部発表3 北信越支部 小嶋 潔 氏
「環境変化に対応したシステム開発の管理とその監査」(仮題) |
16:20〜16:50 |
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支部発表4 近畿支部 近藤 博則 氏
「そばで見つめたスクラム そこから考えた監査のポイント」(仮題) |
17:30〜19:30 |
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交流会 (松江市内) |
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7. 参加費 |
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講演者
(基調講演/各支部発表者) |
無料 |
日本システム監査人協会会員/後援団体会員 |
2,000円(予定) |
一般参加者 |
3,000円(予定) |
交流会 |
6,000円(予定) |
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