「グローカリゼーションとシステム監査」セミナーのご案内
   (NPO法人日本システム監査人協会四支部共催)
※終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
NPO法人日本システム監査人協会
近畿・中部・北信越・中四国支部
(幹事:近畿支部長 石島 隆)

1.開催の趣旨等

 グローカリゼーションとは、グローバルな視点を持ってローカルに行動するこ とを意味しています。これは、グローバルな交流・連携とともに、地域主体の経 済活動の活性化が必要なことを表してます。
 今回のセミナーは、改訂案が公表された「システム監査基準」・「システム管 理基準」について、グローバルな視点と地域社会・地域経済発展の視点を関連さ せて考えるセミナーとし、統一テーマに「グローカリゼーションとシステム監査」 を掲げました。
 講演は、システム監査に関連する実践的な内容であり、システム監査関係者の みならず、中小企業や地方公共団体のIT化に取り組んでいるITコーディネー タの方々、情報システムの企画・開発に従事している方々にも役立つものと考え ています。
 そこで 、日本システム監査人協会会員のみでなく、会員以外の方々にも広く 公開して、三井寺円満院門跡の宿坊(滋賀県大津市)を会場に開催することにい たしました。
 日本の伝統的な文化に囲まれた環境で、システム監査について、世界と地域へ の関わりを考えてみたいと思いますので、万障お繰り合わせの上、ぜひご参加く ださい。
 なお当セミナーはITコーディネータ協会よりご承諾をいただき、ITCの知 識ポイント1ポイントが取得できることになりましたので、ご連絡いたします。 ITC(ITC補)の方も奮ってご参加ください。

2.セミナー概要

(1)日時 10月30日(土)13:30開始、17:30終了
              (受付開始 13:00)
(2)場所 滋賀県大津市三井寺円満院門跡
      (http://www.enmanin.jp/
セミナー・夕食・懇親会・宿泊とも同じ場所を使用し ます。京都駅からJRで2駅(大津又は西大津下車)、 タクシー等使用
(3)主 催 NPO法人日本システム監査人協会
近畿支部、中部支部、北信越支部、中四国支部
(4)後 援 (いずれも申請中)
近畿経済産業局
NPO法人ITコーディネータ協会 ほか
(5)セミナーの内容
   統一テーマ「グローカリゼーションとシステム監査」
講演1 「新しいシステム管理基準に基づく、中国企業へのソフ トウエア発注のための監理基準(サブコントロール) の検討−中国科学院訪問とその後−」(13:40〜)
   山田 隆氏(北信越支部)
     日本規格総合研究所 企画室 室長
     (NTTソフトウエア株式会社より出向中)
概要

新しいシステム監査関係の基準案のうちの「システム管 理基準」を基本に中国のソフトハウスにソフトウエア開 発を依頼する場合の監査のチェックポイントを検討し、 更に詳細なサブコントロールとして「監理基準」を作成 して受発注企業の監査に適用する提案を行う。本年3月 に北京の科学院で発表した内容に追加して報告する。

講演2 「地方自治体のIT化への取組み」(15:00〜)
     津田 博氏(近畿支部)
     滋賀県 県民文化生活部IT推進課 副参事
概要

2001年1月に「e―japan」計画が掲げられて 以降、地方自治体では積極的にIT化が進められてきた。 しかしながら、住民サービス及び行政効率化について、 ITの能力が充分に発揮されているとはいえない。各自 治体及び滋賀県での代表的な取組みについて紹介した上 で、現在の課題を分析し、その対策について考察する。

講演3 「保証型システム監査とグローカリゼーション」(16:10〜)
     石島 隆(近畿支部)
     大阪成蹊大学 現代経営情報学部 助教授
概要

新システム監査・管理基準案では、情報セキュリティ監 査制度と同様に保証型監査が取り入れられたが、これを 実施するには整備すべき課題が多い。米国では、企業改 革法に基づいて、公開企業に公認会計士による内部統制 の検証が義務付けられた。国際的動向を考慮した上で、 わが国企業の組織・制度の状況に合った保証型監査をど のように導入していけばよいかを考える。

(6)対象者 ・システム監査関係者
・ITコーディネータ、ITコンサルタント
・情報システム企画・開発関係者 など
(7)懇親会等 10月30日(土) セミナー終了後、夕食(精進料理)と懇親会を開催
10月31日(日) 自由参加で京都観光を予定(企画検討中)
(8)参加費 @ セミナー+懇親会+宿泊  12,000円(税込み)
  (精進料理の夕食、懇親会費、宿泊費、朝食含む)
A セミナー+懇親会(精進料理の夕食を含む) 6,000円(税込み)
B セミナーのみ       1,000円(税込み)       

参加費は、当日お支払いいただき、領収証兼受講証明 書を発行します。請求書の発行はいたしません。参加 費は、会員・非会員とも同額です。なお、31日の京 都観光については、別途、費用がかかります。

3.参加申込方法・連絡先

参加申込方法 下記「セミナー参加票」をE−mailにてお送り下さい。
E−mail: seminar@netkobe.gr.jp
申込締切:10月22日(金)

《セミナー参加票》

「グローカリゼーションとシステム監査」セミナー

  ※以下の@からBの参加区分のうち、該当するもののみを残してください。

  参加区分:@ セミナー+懇親会+宿泊(12,000円)
         A セミナー+懇親会    ( 6,000円)
         B セミナーのみ       ( 1,000円)
  氏  名:
  所属協会:SAAJ その他(       )
  SAAJ会員番号:
  E−mailアドレス:
(2003年10月19日)