第156回月例研究会
 「IFRS(金融商品会計)によるITの影響とITの内部統制の評価」のご案内
※終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
特定非営利活動法人
日本システム監査人協会

 2010年7月の月例研究会は、
「IFRS(金融商品会計)によるITの影響とITの内部統制の評価」をテーマに、あずさ監査法人IT監査部パートナー 遠藤 誠 様にご講演を頂きます。

以下は、遠藤様から頂いた講演骨子です。
『IFRSに関する紹介セミナーは多く開催されていますが、本セミナーは、金融機関におけるIFRS導入に伴う会計上の問題と金融機関のシステム変更およびIT統制への影響をテーマしたセミナーです。概念的な解説ではなく、より実務的な視点から解説をします。

金融機関のIT統制監査を行っている立場から、IFRS対応による会計変更の論点をシステムに影響する領域に絞り込んでいきます。さらに、システム変更の必要性が高い領域について、IT統制例えば、自動化統制、全般IT統制の領域の影響について検討します。

システムに影響を与えうる個別テーマとしては以下の論点を整理していきたいと思います。
 1.金融資産の分類と測定 公正価値と償却原価による測定
 2.償却原価と減損 発生損失モデルと期待損失アプローチ、実効利率の算出
   (貸出金、受取利息、戦略投資株)
 3.ヘッジ会計
 4.組み込みデリバティブ
 5.SPEの連結
 6.金融負債と資本の区分
 7.金融手数料の収益認識
 8.金融資産の開示情報
   (減損損失の認識額、直接償却額との対比、信用リスクに関する情報)
 9.リース会計
10.直接法によるキャッシュフロー計算』

7月の月例研究会も多くの皆様の参加をお待ちしています。

1. テーマ 「IFRS(金融商品会計)によるITの影響とITの内部統制の評価」
2. 日時 2010年7月30日(金) 18時30分〜20時30分
3. 場所 御茶ノ水 総評会館
千代田区 神田駿河台 3-2-11 電話;03-3253-1771(代)
→ 総評会館の地図はこちら 
(地下鉄千代田線 新御茶ノ水 B3直結、または
 JR御茶ノ水駅 聖橋出口5分)
4. 講師 あずさ監査法人IT監査部パートナー(日本システム監査人協会理事)
   遠藤 誠 氏
5. 会費

SAAJ会員 2,000円 非会員 3,000円

6. 参加申込
7. 申込み受理 お申込みの受付ができた場合、特に確認メールは発信いたしませんので、ご了解願います。定員超過で、参加いただけない場合は、メールでその旨お知らせいたします。
8. 参加費の授受 参加費は、当日受付で、現金でお払いいただき、同時に領収書をお渡しいたします。(請求書は発行いたしません)。
9.参加証明 他団体(機関)へ提出する、当研究会への参加証明(2時間相当)が必要な方は、当日受付手続時に申し出頂ければ、ご持参頂いた証明用文書に主催者の確認印を押印致します。

以上

(2010年7月2日)