日本システム監査人協会 創立20周年記念講演会 東北開催のご案内
※終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

 特定非営利活動法人日本システム監査人協会(会長:鈴木信夫)は、システム監査の社会的普及によって、健全な情報化社会の発展に寄与することを目的として1987年に創立され、おかげさまでこのほど創立20周年を迎えました。これを記念しまして講演会を開催致します。

 近年情報システムは社会インフラとして拡大の一途をたどっており、企業や行政機関等の諸活動に必要不可欠な存在であることは言うまでもありません。同時に、情報システムにまつわるリスクに対するコントロールがリスクアセスメントに基づき適切に整備・運用されることは極めて重要であり、それを検証・評価し助言をあたえるシステム監査人の必要性はますます高まりつつあります。このような状況を踏まえ、今回の記念講演会では、IT戦略や内部統制といった情報システムに関連する各界の第一人者の方々からご講演をいただき、システム監査の現状そして未来について考察、議論ができればと考えております。一般の方も含め多数のご参加をお待ちいたします。

日程 平成20年10月25日(土)10時00分〜17時00分
会場 ハーネル仙台4F「青葉」
〒980-0014 仙台市青葉区本町2−12−7
テーマ 「システム監査人これからの10年」
主催 特定非営利活動法人 日本システム監査人協会(東北支部)
後援 経済産業省推進プロジェクト「東北IT経営応援隊」
特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会
日本システムアナリスト協会
社団法人 中小企業診断協会 宮城県支部
定員 80名
次第
 
10:00-10:10   開会 日本システム監査人協会 東北支部長  高橋 典子
10:10-12:00   活動報告 「支部活動からみたシステム監査人の育成」
日本システム監査人協会 九州支部長 福田 啓二氏
13:00-14:10   特別講演 「システム監査、普及から定着への推進力」
日本大学商学部・大学院商学研究科教授 堀江 正之 氏
14:20-15:10   講演 「会計監査の最新動向〜システム監査への期待」
東北大学会計大学院 准教授 成田 由加里氏
15:20-16:20   講演 「システム監査、これからの10年」
日本システム監査人協会 副会長  小野 修一
16:20-16:35   会長挨拶 日本システム監査人協会 会長 鈴木 信夫
16:35-17:00   質疑応答 閉会挨拶
参加費 無料 ◇事前の参加申し込みが必要です。
※受講証明書が必要な方には発行いたします。
 但し、日本システム監査人協会会員以外の方は有料とし、当日受付の際に発行手数料3,000円を頂戴します。
申込締切 2008年10月17日16時
問合せ先 E-mail: saaj-t20@nifmail.jp
講演者のご紹介
●特別講演 日本大学商学部・大学院商学研究科教授
        堀江 正之(Horie Masayuki)氏


 テーマ:システム監査、普及から定着への推進力
 
概 要
 これまでの約35年間、我が国のシステム監査は「揺籃」期を経て、多くの関係者の尽力により着実に「普及」してきたが、安定感のある「定着(根付き)」のステージにあるとは言い難いようにみえる。システム監査には多くの制約や誤解があるのも事実であり、監査人サイドにはジレンマや戸惑いもある。このような現状を踏まえながら、システム監査を飛躍・開花させるための「鍵」を皆様方と一緒に探してみたい。
 
プロフィール
 1958年新潟県生まれ。日本大学商学部・大学院商学研究科教授。博士(商学)。
 現在、日本監査研究学会理事、システム監査学会理事、日本セキュリティマネジメント学会常任理事、非営利法人学会理事、情報処理技術者試験委員、公認会計士試験委員、日本内部監査協会名誉会員、金融庁・企業会計審議会臨時委員、金融庁・契約監視委員、日本情報処理開発協会・企業のIT統制に関する調査検討委員会委員長などを兼任。
  また、金融情報システムセンター・システム監査指針検討部会座長、経済産業省・情報セキュリティ監査研究会委員、経済産業省・企業のIT統制に関する調査検討委員会委員、ISACA調査担当常務理事などを歴任。
主な著書に『IT保証の概念フレームワーク―ITリスクからのアプローチ』(森山書店、2006年、日本会計研究学会 太田・黒澤賞受賞)、『システム監査の理論』(白桃書房、1993年、日本内部監査協会 青木賞受賞)などがある。
(2008年9月29日)