【今回のフォーラムテーマ概要(講師コメント)】
古代より権力者は、その人民(戸籍)と土地を把握することに努力してきた。
特に近代以降は、精密な地図を作成し、維持することが重要となり、まさに重要な“国家インフラ”であった。第二次大戦以降、日本においては急激な“社会インフラ”(特に道路)の整備を支える技術として、地図の製作が行われた。更に、ICT技術の進展に伴い、デジタル化された地図情報を使う技術「GIS」が、民間を含めた様々な分野で使われており、重要な“市民インフラ”となっている。
なお、利便性には常に“問題点”という影が存在するが、最後にこの点についても述べたい。
【講師ご紹介】
田附 喜幸(たつき よしゆき)様
有限会社セキュアランス 代表取締役
(略歴)
1981年 国際航業株式会社 入社。
〜1989年 GIS(地理情報システム)の導入、研究・開発に従事
〜1996年 技術管理及び商品開発業務に従事
〜2003年 ISO(QMS、EMS)及びPMSの構築・導入に従事
2004年 国際航業株式会社 退社 有限会社セキュアランス設立
〜 現在 ISO審査員(QMS、EMS、ISMS)として審査活動を行うと
同時に、GIS導入コンサル、都立工業高校社会人講師(GIS)、
審査登録機関審査室業務を行う。