1.開催日時 |
: |
2014年6月10日(火) 18時20分〜20時20分 |
2.開催場所 |
: |
品川区大崎1-2-1 (株)日立システムズ 本社 (詳しい地図および入館方法は,申込者の方に別途お知らせ致します。) |
3.フォーラムテーマ:「トラブルを未然防止するプロジェクトマネジメント」
|
【今回のフォーラムテーマ概要(講師コメント)】
システム開発でのトラブルは、大幅な原価超過、サービス開始遅延によるビジネスへの甚大な影響など、大きな問題となるので、プロジェクトマネジメントに気を配り、工程毎にシステム監査するなど、さまざまに手を尽くします。
トラブルプロジェクトではどうかというと、「危なさそうだ」と皆思っているので、幹部にもエスカレーションして体制強化するなど、いろいろな対策を施すとともに、プロジェクト管理やシステム監査なども、通常以上にしっかり行っている例が多いです。しかし、それでも大トラブルになっています。「では、どうしたら良かったのか?」「未然防止できなかったのか?」といつも考えています。
しっかりシステム監査し、問題を指摘し、是正指導したとしても、抜本対策するには相応の期間がかかるので、完成期限には間に合わなくなります。期限を守るには、もっと早く発見して対策する「早期発見・早期対策」しかなく、問題が出始めてからでは遅すぎます。
また、発注者/ベンダ/下請けという階層構造での開発において、発注サイドのシステム主管として、「期限を守り、良好な品質でサービス開始する」ことを、どう実現させるか?も課題です。「設計開発はベンダ委託しているので、ベンダ次第」という訳にはいきません。システム主管として、ユーザ部門に対して、計画どおりシステムを完成させ、サービス開始させるという約束を果たす責務があります。
発注サイドのシステム主管として、トラブルを未然に防ぐマネジメントをどう行うか?について、取組み例をご紹介しながら、皆さまとディスカッションしたいと思います。
【講師ご紹介】
原田 憲幸(はらだ のりゆき)様
(株)クロスリンク・コンサルティング エグゼクティブコンサルタント
(略歴)
1973年電電公社入社、電電公社仕様汎用コンピュータ(DIPS)のOS開発・通信ソフト開発(12年間)、Open系システム開発(7年間)、システム企画・コンサルティング(8年間)などに従事。システム開発部門長、SE部長、マーケティング部長、NTTコムウェア(株)取締役、(株)SJアルピーヌ取締役、(株)サン・ジャパン監査役を歴任。
現在、(株)クロスリンク・コンサルティングにて、エグゼクティブコンサルタントとして、情報システム部門のお客様について、トラブルを未然防止するマネジメントのコンサルティングや、PMO活動を実施中。
■■■■■■■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■■■■■■■
CSAフォーラムはCSA・ASAの皆様が、「システム監査に関する実務や事例研究、
理論研究等」を通して、システム監査業務に役に立つ研究を行う場です。CSA・ASA
同士のフェイスtoフェイスの交流を図ることにより、相互啓発や情報交換を行い、
CSA・ASAのスキルを高め、よってCSA・ASAのステータス向上を図ります。
■■■■■■■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■■■■■■■
以上
|