1．セミナーのプログラム

2．セミナーのねらい

　2004年2月25日の朝刊各誌はヤフーBBの顧客情報460万人分が流出し、ソフトバンクに買取りを求めて恐喝をしたというニュースを一斉に報じました。その後も個人情報の流出に関するニュースは毎日のように新聞記事となっています。インターネットやディスクで大量のデジタル個人情報を集め、保管することが出来るようになったことにより、管理を誤るといとも簡単に個人情報を持ち出せるというリスクが浮き彫りになったといえます。
　ヤフーBB事件では、ソフトバンクは一人500円の金券を配ってお詫びしましたが、過去の判例では一件10,000円の賠償もあったとのことで、大量の個人や顧客の情報を保有する企業においては、状況次第では経営危機を招くことすら考えられます。そこで、これらの事件を背景に損保各社は個人情報漏洩に関する「賠償責任保険」の販売を開始することを発表しました。
　しかし、いくら保険をかけても失ったお客様の信頼やビジネスチャンスを取り戻すことは容易ではありませんし、最悪では倒産ということも考えられます。
　セミナーでは、すでに経営インフラとなった情報システム(IT)にまつわるリスクと内部統制について考えると共に、2003年5月に一部を除いて施行され、2005年4月には完全施行される『個人情報保護法』について、その詳細と留意点、法律を踏まえた対応について事例をもとに考えます。
　もはや、個人情報保護については「従業員情報や顧客情報」を保有する全ての企業が、規模の大小にかかわらず真剣に取組まなくてはならない課題です。
　御社には『社員名簿や派遣社員・請負社員などの名簿』の他に『顧客名簿、セミナーの申し込み名簿、展示会参加者名簿、社長交代披露宴の名簿』などありませんか。
　出席されて、ご一緒に学ばれることをお勧めいたします。

＊参加申し込みはFAXまたは電子メール（seminar@gsb.nihon-u.ac.jp）でお願い致します。
FAX：03-5275−8298　TEL：03-5275-9434（担当　宮平、寒田）
申し込み締切日　2004年5月26日
参加費　5,000円、交流会費　2,000円は5月26日までにお振込みください

• FAXによるお申込みの場合，こちらの参加申込書ならびにご案内（プリントアウト用）をご利用ください。
• 電子メールによるお申込みの場合，下記の事項をご記入願います。