九州支部 例会の内容 [平成16年3月度](第164回)
平成16年3月度例会議事録

会議名:日本システム監査人協会九州支部 第164回例会
日時:平成16年3月20日(土) 15:00〜17:00
場所:福岡市早良市民センター 第2会議室
参加者:15名

〔発表事項〕

(1)発表「欧州評議会サイバー犯罪条約に対する国内法の対応について」(行武 郁博氏)
 平成13年11月23日、わが国は、欧州評議会サイバー犯罪条約に署名した。欧州評議会サイバー犯罪条約は、世界最初の国際的なコンピュータ犯罪条約であり、締約国はハイテク犯罪に関する法整備及び国際協力が義務付けられる。
 条約締結に向けた対応として、法務大臣の諮問に対する法制審議会の答申、「ハイテク犯罪に対処するための刑事法の整備に関する要綱(骨子)」を基に刑事法の改定が検討され、今国会へ刑法及び刑事訴訟法等の改正法案が提出された。
 そこで、本条約を締結するに当たっての現行法での主な問題点を改正法案での対応、本条約に対する改正後の国内法の対応について概要を公表資料等を参考に取り纏めを試みた。
(2)報告「情報モラル啓発セミナー」(福田 啓二氏)
      
  • 基調講演「ネット時代の企業経営と「情報モラル」」
           弁護士 牧野二郎氏   
  • 分科会 「セキュリティ対策のポイント 技術とモラルの両面から」
           近畿大学教授 山崎重一郎氏
(3)報告「プライバシーマーク審査員短期養成研修(JIPDEC)」( 舩津 宏氏)
(4)資料紹介「海外からみた日本の映像情報メディア産業(秀嶋 弘之氏)
映像情報メディア学会誌 2004年3月号 

以上