九州支部 例会の内容 [平成16年11月度](第172回)
平成16年11月度例会議事録

会議名:日本システム監査人協会九州支部 第172回例会
日時:平成16年11月27日(土) 15:00〜17:00
場所:福岡市早良市民センター 視聴覚室
参加者:17名

〔発表事項〕

(1)発表「個人情報保護法とコンプライアンスプログラム」
    (舩津 宏氏)   
6.個人情報のライフサイクリルと個人情報取扱業者の義務     
7.個人情報の利用目的管理     
8.「個人情報」の保存期間の確認手続きと消去手続き     
9.「個人情報」の消去手続き     
10.労働者(従業者)のモニタリング 
(2)発表「個人情報保護法制・基準等関連図」
    (行武 郁博氏)
・ 個人情報保護法制・基準等関連を「国際基準等」・「公的部門」・「民間部門」について関連図にて解説。
(3)発表「新システム監査基準の「監査の目的」について」
    (守田 昭彦氏)
・ 平成16年10月システム監査基準が改定され、従来の監査基準が管理基準と監査基準に分割されるとともに、内容も時代に適合して書き改められたが、「監査の目的」について、疑義のある解説があった。        
・ 「秀和システム刊、システム監査情報セキュリティ監査ハンドブック」に新システム監査の目的で、その文言につづいて、このことが結果として、「情報化社会の健全化」に資することになるわけであり、これまで続いてきたこのキーワードは消えたのである。という記述があった。システム監査の目的が、情報化社会の健全化ではないというのであれば、これは問題だ。
(4)発表「個人情報保護法の構成」
    (福田 啓二氏)
・ 10月17日大阪でのITC実践研究会での講演資料「情報セキュリティと個人情報保護」を基に、情報セキュリティの概念・基準から現在のシステム監査・セキュリティ監査の動向を紹介。
(5)資料紹介「ブロードバンドと映像サービス」
    (秀嶋 弘之氏)    
映像情報メディア学会誌 2004年11月号

以上