SAAJ近畿支部第164回定例研究会のご案内
※終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
日本システム監査人協会会員各位
ISACA大阪支部会員各位
認定NPO法人
日本システム監査人協会近畿支部
第164回定例研究会開催のご案内

会員の皆様にはますますご健勝のことと存じます。
さて、日本システム監査人協会近畿支部の定例研究会を下記要領にて開催いたしますのでご案内申し上げます。
今回は、年度初めに当たりますため、18:30より30分間で支部総会を開催致しますので、支部会員の皆様はご参加をお願い致します。

総会のご案内は別途致します。近畿支部会員以外の皆様は、19時まで入場をお待ちいただきたくお願い致します。
なお、研究会後に講師の方にも参加頂き、会費制で情報交換会を開催する予定ですので、こちらの方も多数ご参加頂きますよう、よろしくお願い致します。

 

1.日時 2017年1月20日(金)19:00〜20:30
2.場所 大阪大学中之島センター 2階 講義室201
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
大阪市北区中之島4−3−53
電話:06−6444−2100
京阪中之島線 中之島駅より 徒歩約5分
3.テーマ 「これまでのシステム監査これからのシステム監査を考える」
ー事故、犯罪、法制度の歴史的課題からICT時代の
      システム監査を考察するー

概要
 世界で最初にシステム監査(当時:EDP監査)が始まったのは、米国で1954年(昭和29年)頃である。コンピュータがビジネス活用され、それまでの監査手続きに大きく影響を与え、新たな監査手法が求められた。
 わが国では、昭和49年(1974年)に、日本情報処理開発協会(現:情報経済社会推進協会:JIPDEC)が米国にEDP監査の視察団を派遣するとき「システム監査」の用語を使った。そして、日本公認会計士協会は、業務のEDP化で監査証跡が確保できないことを懸念して、昭和42年(1967年)に「EDPシステム内部統制質問書」発表し、経済団体連合会等から意見を求めた。その後、1976年(昭和51年)に日本公認会計士協会が「EDP監査の進め方」を出版し、「コンピュータ犯罪・不正を防止するために」を目的として、本格的なシステム監査がはじまったといえる。
 1987年(昭和62年)3月にシステム監査学会が設立、同年12月にシステム監査人協会が発足し、実務研究の30年が経過した。求められるシステム監査は、「情報システムの信頼性、安全性、経済性(有効性)」への寄与から、「情報報システムにまつわるリスクに対するコントロールのリスクアセスメントに基づく対応とICTガバナンス実現」への寄与へと拡大進化した。
 しかし、ICTの高度化は豊かな情報化社会を形成したが、その豊かさに反作用して「脆弱な社会」を作ることになる。そこで、システム監査に関連する事故や犯罪、法制度等の歴史的課題からシステム監査を振り返りながら、これからのシステム監査について考察する。
【参考文献】
 宇佐美博著 「システム監査の歴史について」
 愛知大学情報処理センター 2001

講師:
 大阪成蹊大学名誉教授 大阪経済法科大学客員教授
 松田 貴典様
 博士(国際公共政策)/技術士(情報工学)/公認システム監査人
4.参加費
日本システム監査人協会会員  1,000円
ISACA会員  1,000円
両協会の会員以外の方  3,000円
5.情報交換会 会費 3,000円(場所:会場近辺)
6.講演資料について(★重要事項★

資料は、事前にダウンロードできるように致しますので、各自で印刷してご持参下さい。参加申込みをして頂きますと、受付案内メールをお送りしますが、その中にダウンロードに関する情報を記載しております。
ダウンロードは、下記の締切日までに可能となるように準備致します。

7.申込方法

個人情報に関する以下の点にご同意いただくことが必要です。
「同意する」をクリックすると参加申し込みフォーム(SSL対応)が表示されますので、お申込みください。
申込締切:1月17日(火)
メールでの申し込みは受け付けておりません。
なお、締切日以前でも、ホームページからの申し込みで定員になれば、申し込み受付を終了します。


以上