開催日時 |
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12月17日(月曜日) |
場所 |
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機械振興会館 東京都港区芝公園3−5−8 B2階 ホール
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テーマ |
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予兆型システムリスクに挑む ― 先進的なこれからのシステムリスク管理、監査を提案する ― |
講演要旨 |
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ISO31000-2009年では、リスクの定義が、2002年版の “事象の発生確率と事象の結果の組み合わせ” から、“目的に対して不確さが与える影響” に変更され、定めた経営目標の達成の妨げや不確かさと定義しています。事業体におけるシステムリスクとは何か、その原点に返り、システムリスクをいかに管理すべきなのかを考えることとします。金融庁が定義するシステムリスクと金融検査で指摘しているシステムリスクを分析し、規制当局が考えているリスクを整理します。さらに、「今までのシステムリスク管理」を整理し、「これからのシステムリスク管理」を提案します。予兆型のシステムリスクの取り組みが重要であることを具体的に説明します。そして、予兆型のシステムリスクを管理する、監査するために、どんな課題とその対応策があるのか、具体的に論点を深めていくこととします。 |
講師 |
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T.M.A パートナーズ(株)の代表取締役 遠藤 誠 様 NPO法人 日本システム監査人協会 理事 |
講師 プロフィール |
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1980年代から青山監査法人、中央青山監査法人にて、一般事業会社のITDD、業務改善、BCP、金融機関のIT監査、ITアドバイザリー業務に従事してきました。2006年にあずさ監査法人に移り、金融機関のIT監査、IT Governance評価、Privacy対策、システム障害調査等のアドバイザリー業務等に従事してきました。2012年 6月末にあずさ監査法人を退任し、独立開業をしています。
現在は、T.M.A パートナーズ(株)の代表取締役として、システム監査、情報セキュリティ監査等のサービスを展開しています。
また、当協会、NPO法人日本システム監査人協会の理事を務めています。 |