日本システム監査人協会 中四国支部 20周年記念講演会開催のご案内
※終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
主催 特定非営利活動法人
日本システム監査人協会 中四国支部

 日本システム監査人協会は、システム監査の社会的普及によって、健全な情報化社会の発展に寄与することを目的として1987年に創立され、おかげさまでこのほど創立20周年を迎えることとなりました。これを記念しまして記念講演会を本部並びに全国7支部にて開催致します。
 近年情報システムは社会インフラとして拡大の一途をたどっており、企業や行政機関等の諸活動に必要不可欠な存在であることは言うまでもありません。同時に、情報システムの信頼性・安全性・効率性を確保することは極めて重要であり、システム監査人の必要性はますます高まりつつあります。このような状況を踏まえ、今回の記念講演会では、IT戦略や内部統制といった情報システムに関連する各界の第一人者の方々からご講演をいただき、システム監査の現状そして未来について考察、議論ができればと考えております。一般の方も含め多数のご参加をお待ちいたします。

日程 平成20年8月30日(土)13:00-17:00
会場 広島県立生涯学習センター 第3研修室
広島市東区光町2−1−14
テーマ 「システム監査人これからの10年」
主催 特定非営利活動法人 日本システム監査人協会(中四国支部)
後援 中国経済産業局
特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会
日本システムアナリスト協会
特定非営利活動法人 ITC広島
次第
 
13:00-13:10   開会挨拶 日本システム監査人協会 会長  鈴木 信夫
13:10-14:00   講演T 「2011年流通システムビッグバン」
株式会社フレスタ 経営企画室部長 西村 隆 氏
14:10-15:00   講演U 「中堅・中小企業における効果的なIT統制のあり方」
日本システム監査人協会 中四国支部 佐藤 康之
15:10-16:10   特別講演 「システム監査、普及から定着への推進力」
日本大学商学部・大学院商学研究科教授 堀江 正之 氏
16:20-17:00   講演V 「システム監査、これからの10年」
日本システム監査人協会 副会長  小野 修一
参加費 一般 2,000円、後援団体会員1,000円、日本システム監査人協会会員 無料
懇親会 17:30〜19:30 会場近辺にて、会費5,000円程度
問合せ先 中四国支部 溝下 博  E-mail: mizoshita@mbe.nifty.com
特別講演 講演者のご紹介
日本大学商学部・大学院商学研究科教授 堀江 正之 氏

   システム監査、普及から定着への推進力

概要

 これまでの約35年間、我が国のシステム監査は「揺籃」期を経て、多くの関係者の尽力により着実に「普及」してきたが、安定感のある「定着(根付き)」のステージにあるとは言い難いようにみえる。システム監査には多くの制約や誤解があるのも事実であり、監査人サイドにはジレンマや戸惑いもある。このような現状を踏まえながら、システム監査を飛躍・開花させるための「鍵」を皆様方と一緒に探してみたい。

プロフィール
 1958年新潟県生まれ。日本大学商学部・大学院商学研究科教授。博士(商学)。
 現在、日本監査研究学会理事、システム監査学会理事、日本セキュリティマネジメント学会常任理事、非営利法人学会理事、情報処理技術者試験委員、公認会計士試験委員、日本内部監査協会名誉会員、金融庁・企業会計審議会臨時委員、金融庁・契約監視委員、日本情報処理開発協会・企業のIT統制に関する調査検討委員会委員長などを兼任。
 また、金融情報システムセンター・システム監査指針検討部会座長、経済産業省・情報セキュリティ監査研究会委員、経済産業省・企業のIT統制に関する調査検討委員会委員、ISACA調査担当常務理事などを歴任。
 主な著書に『IT保証の概念フレームワーク―ITリスクからのアプローチ』(森山書店、2006年、日本会計研究学会 太田・黒澤賞受賞)、『システム監査の理論』(白桃書房、1993年、日本内部監査協会 青木賞受賞)などがある。
(2008年7月14日)